※取材記事のアイコンがついている企業様は
リンクス・ハブのスタッフが取材し、
記事として掲載しているタイプです。
2012/01/27 update
ものづくりの現場に、クリエイティビティあふれるハサミたち。
刃物の町、岐阜県関市にて、1933年創業の「長谷川刃物株式会社」は ハサミ、カッターなどの作業に用いる刃物類の製品開発、製造を行っています。信頼の品質と先進の技術を用いながら、様々な用途に適したもの、小さいお子さんやお年寄りなど、全ての人に優しいユニバーサルデザイン。エコロジー、リサイクルにも配慮した製品を取り揃えています。
現在、信頼の定番「CANARY(キャナリー)」と、遊び心のある楽しいデザイン「HARAC(ハラク)」という二つのブランドを展開しています。
Made in japanの誇りをもって、新たな未来を切り開いています。
(LINKS NAGOYA 事務局)
2012/01/19 update
鯉のぼりは、制作過程においても風物詩を創ります。
愛知県岩倉市、「有限会社 旗屋中島屋代助商店」は、江戸末期に創業した手染め鯉のぼりをつくられている、職人によるお店です。昔ながらの技法で「印染め」を行っており、鯉のぼりの糊落としである「のんぼり洗い」という行程は岩倉市五条川の風物詩として、新聞、テレビにも多く紹介されています。
現在は鯉のぼり、旗に限らず、横断幕や、垂れ幕、幟(のぼり)、半纏(はっぴ)、手ぬぐいなども扱っており、限定商品として鯉のぼりを使用したバッグなども展開しています。
経営理念に「見利恩義」=(真に永続性のある「利益」には必ず「正義・義理」が存在する)を掲げています。
(LINKS NAGOYA 事務局)
2012/02/20 update
心が豊かに満たされる魅力あるモノ作り
八幡化成株式会社はプラスチックの特性・利点を最大限に生かし、企画・開発から製造まで一貫して取り組んでいます。
大きく分けて二つのブランドを展開しています。
「sceltevie ® (セルテヴィエ)」はシンプルでムダがなく機能的、かつ上質で洗練されたデザインがコンセプト。
「way-be ® (ウェイビー)」は、「新しいプラスチックのありかた」をコンセプトとし、素材はプラスチックでありながらも、デザイン、リプロダクションした雑貨をつくっています。
どちらのブランドも、オリジナル性やクオリティーを重視し「心が豊かに満たされる魅力あるモノ作り」を目指しています。
(LINKS NAGOYA 事務局)
2011/11/04 update
しなやかな発想で、美濃和紙に新たな息吹を
岐阜駅からバスに揺られること約1時間。
のどかな山間地である美濃地方は、紙の原料となる良質な楮(こうぞ)が多く採れたことから、1300年もの歴史を持つ伝統工芸「美濃和紙」が栄え、今もなお紙漉きの技術が受け継がれている。
今回訪れたのは、創業70年になる林工芸。自社ブランド「Fores」では、この地で漉いた和紙のぬくもりある風合いを生かし、照明やタペストリーといったインテリアから鞄や草履などの雑貨まで、幅広く展開する。その洗練されたデザインとオリジナリティが注目を集めている。
3代目の社長である林一康さんに、その発想力あるブランドの秘密を探ってみた。
2012/03/15 update
優れた物は形だけではなく、
優れた職人の手で生み出されます。
本物の物作りを理解した時、また新たな感動がある。
そんな心のこもった物をお届けする
家具ショップ+デザインスタジオです。
デンマークのデザイナーが1940〜50年代に発表した作品をリプロダクトしている「キタニ・デニッシュファニチャーコレクション」の専門ショップ。そして、オーダー家具の製作を中心にデザインスタジオとして空間作りに取り組んでいます。素材の良さを生かした気持ち良い自然な風合いが得られる空間づくりを提案しています。
(LINKS NAGOYA 事務局)
2012/01/19 update
ひのき畳を用いた畳ベッドで、爽やか生活を。
「飛騨フォレスト株式会社」の オリジナル「ひのき畳」(特許申請中)は木曽ひのき、東濃ひのきの 間伐材、小径木をチップにして畳の芯に使った畳です。接着剤や有害物質を一切使っておらず、ひのきの健康効果を味わうことができます。ひのきの健康効果とは、香りの良い森林浴効果、防虫、調湿、断熱と良いことづくめです。
「飛騨フォレスト株式会社」は、この「ひのき畳」を用いた畳ベッド、ユニット畳を自社工場で生産。
木の温もりを活かした優しいデザインは、現代の住空間にマッチします。
オーダーメイドでサイズや形状、引き出しの追加なども注文することができ、製作台数1000台を超える大人気となっています。
そして、間伐材の使用は林業を活性させ、森林保護にもつながっているという、自然環境にも優しい製品です。
2000年 グッドデザイン賞、中小企業庁長官賞を受賞。人と環境に優しいことが評価されています。
(LINKS NAGOYA 事務局)
2012/02/10 update
豊橋より自ら世界へ飛び立つプラモデル。
'87年から自社オリジナルブランドのプラモデルを発売。既存の有名プラモデルメーカーとも遜色のない、むしろそれ以上の「徹底的な資料探求と精密再現」をモットーとして、歴史の中で埋もれてきた第2次大戦中の戦車・戦闘機を数多く模型化した。
'99年より宮崎駿氏原作のアニメ映画「紅の豚」に登場した水上戦闘機を、'01年末からはSF映画「スター・ウォーズ」の宇宙戦闘機をシリーズとして次々と模型化。
社員数6名(内開発兼金型製作要員3名)と会社の規模は小さいながらも、設計から金型製作・製品パッケージングに至る大部分の過程をアウトソーシングに頼ることなく自社開発能力の維持・向上につとめるホビー・模型業界でも数少ないメーカー。その製品は愛知県豊橋市の片田舎より全国へ、果ては海外にまで送り出されている。
平成15年12月 豊橋市選定「とよはしの匠」受賞
平成16年3月 愛知県認定「愛知ブランド企業」
平成19年6月 中小企業庁まとめ「日本の元気なモノ作り中小企業300社」掲載。
(有限会社 ファインモールド)
(c)2012Lucasfilm Ltd. & TM.
(c)Nibariki 企画/スタジオジブリ・ファインモールド 発売/ファインモールド
2012/03/07 update
気取りすぎず、可愛すぎず シンプルなだけでもないもの
私たちは毎日繰り返されるありふれた日常こそが特別なことだと考えています。そんな何でもない日常に自然と溶け込んでいるのに、どこか愛着を感じるモノや道具の提案をしています。
4th-marketは三重県四日市市の地場産業でもある萬古焼メーカー4社の若手後継者が7年前に立ち上げたブランドです。
江戸時代より脈々と続く萬古焼。急須や土鍋、半磁器などそれぞれの特徴的な素材を活かしながら、古くから培った技術や技法を持ち寄り、簡略化を求められる低価格の量産品生産ではかけれない、ひと手間を加えたモノづくりをしたいという思いから始めました。
食を絡めたイベントをギャラリーやカフェで開催することで、みなさんと直接交流し、暮らしを彩る器たち~FOODWARE~をこれからも提案していきたいと想っています。
(有限会社4th-market)
2011/11/04 update
デザインでいつもの毎日に少しだけの笑顔を+
斬新ながらちょっとした優しさや温かみが感じられ、つい顔がほころんでしまう。
FLaPP Design Studio(フラップデザインスタジオ)の岡田 心(おかだ しん)さんがデザインするものからはそんな印象を受ける。彼は名古屋に拠点を置き活躍するプロダクトデザイナーだ。
数々の受賞歴を誇る岡田さん。独立までの経緯を伺った。
「大学では空間デザインについて学んでいました。それから自転車メーカーに入ったんですが、やはり家具などに興味があり、キッチンメーカーを経てオフィス家具のメーカーに4~5年いました。」
2011/10/27 update
お客様に最も近いプロ集団。
生活をカバーするという発想
名古屋市中区を横断する若宮大通り。12年前、その道路沿いでじっと窓の外を眺めている印象的なソファがあった。ここがセミオーダー制のソファ専門店、FLANNEL SOFA(フランネルソファ)。
現在は設立から過ごしたその住処を離れ、西へ500mほど。大須観音駅付近に新たな住処を持つ。白く、広い店内の随所では、各々に見合う雑貨やインテリアに囲まれ、ソファがゆったりと息を吸っている。
2011/12/26 update
ジュエリーとフラワー、オリジナルアイテムの煌めき。
PROOF OF GUILDでは、オーダーの結婚指輪やリフォームなど手仕事を中心にもの作りをしています。
2002年よりジュエリーとフラワーのオーダーメイドを中心に活動してきたもの作りのノウハウを生かし、セルフプロダクトでいろんなアイテムを手がけています。地元でもある愛知で、他分野のもの作りをしている方たちと一緒に、私達にしか出来ないアイテムを創造し、現在では日本国内をはじめ、北京、香港、イギリス、ロサンゼルス、メルボルンなどに少しずつではありますが発信しています。
また、NFD(日本フラワーデザイナー協会)試験審査員の資格を持つフローリストによる季節の花を楽しむ教室を行なったり、東京のコンテンポラリージュエリー専門のギャラリー「 gallery deux poissons 」で開催された展覧会などを巡回して頂き、名古屋で様々な作り手を紹介させて頂く活動も行なっています。
(代表:竹内 稔)
経歴:Object by gallery deux poisson個展、松屋銀座 7F アートスポット個展、西宮阪急 2F アートギャラリー個展、[ Thoughts form Japna 2010/ミラノ ] 出展、New york international Gift Fair 2008 出品、New Jewelry展出展、DESIGNTIDE TOKYO 2011/TIDE EXHIBITON 出展など
2012/03/08 update
岐阜は美濃の地に1300年の歴史を紡いできた美濃紙
紙の歴史は大変古く、奈良時代にはすでに官庁の記録紙として使われていました。
日本には長い歴史を通して育まれてきた 美しい暮らしが沢山あります。お茶を淹れる、花を生ける、文をしたためる…
自然の恵みを敬い培われてきた心豊かな暮らしは、紙の中にもあり、奈良・平安時代から受け継がれてきた美意識や価値観です。
時代は変わり、手紙はメールに、本は電子書籍に変わろうとしています。
紙の存在がどんどん薄らぎ、世の中がデジタルに移行していく中、いま大切なものは、人と人の繋がりや日本人ならではの感性です。
古川紙工は 紙を通してこの大切なものを繋いでいきたいと考えます。季節を感じながら、相手を想いながら、書く時を楽しむ…気持ちを伝える紙々。日本の紙との暮らしを見つめ、現代の暮らしに合った紙の可能性を求め、表現する素材として、紙の機能を活かして。
― 紙のチカラ ― 紙でなければできないこと、紙の新しいカタチを発信していきます。
(古川紙工株式会社)