クリエイティブ関連 企業情報

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転職を考えるクリエイターにとっては、転職したらどう変わるのか？不安を感じている人は多いのではないだろうか。求人情報を見てみても、自分の希望するような仕事かどうかなんてなかなかわからない。わからないまま応募するのも、かなりリスキーだ。
そんな悩みを抱えるクリエイターにとっての心強いアドバイザー！様々な疑問を解決し、転職希望者の味方になってくれる会社が名古屋にある。デザイナー、マーケッターに特化した人材エージェンシー「エイクエント」!!

地下鉄の矢場町駅から歩いて2-3分、栄のど真ん中にほど近い久屋通り沿いのビルの２階に、人材エージェンシー「エイクエント」オフィスを訪ね、名古屋オフィスマネージャーの伊藤さん（写真右）と、エージェントである西願さん（写真左）にお話を伺った。

よろしくお願いします。

Q：まず「エイクエント」とは、どのようなお仕事をされている会社なのか教えていただけますか？

「エイクエント」とは、一言でいうと、デザインとマーケティングに特化した、人材エージェンシーです。人材エージェンシーといっても一つは派遣、もう一つは、我々はタレントブリッジと呼んでいるんですが、日本でいうと紹介予定派遣ですね。派遣期間を経た正社員もしくは契約雇用。その二本柱でやっております。すでに、この名古屋オフィスは10年ちょっとになりますね。

※1986年米国ボストンに設立。1996年日本へ進出。そして2002年に名古屋オフィス開設。 現在世界７カ国と地域に拠点を持ち、デザイン、マーケティング分野専門のエージェンシーとしては世界最大の規模。

※エイクエントでは、登録クリエイターの方々を「タレント＝才能のある者」と敬意をこめて呼んでいます。

Q：人材エージェンシーというと、登録をして、希望する職種で求人があれば紹介するというイメージなんですが。

基本の流れはその通りです。
ただ、クリエイティブに特化していますので、明らかに他と違うのは、マッチングの質だと思います。企業の要望に合う人材をデータベースから機械的にマッチングさせるのではなく、そのポジションをもう少し深く掘り下げて、将来を見据えヒアリングしています。
登録される方に対しても表面的なヒアリングだけではなく、本当にその人のスキルがわかるよう、経験されてきた業務を深堀りしてヒアリングするように心掛けていますし、今後のキャリアステップとしてどういうものを思い描いていらっしゃるかということも、事細かにお伺いするようにしていて、両方の深い部分をヒアリングした上で、ベストなマッチングを心掛けているといったところでしょうか。

そして、企業様に魅力的なポジション（案件）があれば、いいタレントが集まると思っておりますし、優秀な方を企業に積極的にご紹介することで、新たな魅力的なポジションを作りだすことができると考えています。魅力的な企業でのポジションを見つけ、魅力的なタレントを紹介するという方針です。 加えて、ご相談いただいたポジションをタレントにとってより一層魅力的にすること、例えば残業時間の相談をしたり、仕事内容を充実させたりといった努力をしています。タレントが自分では思いつかないようなポジションを提案し、企業に売り込むことで新たなポジションを生み出すことも積極的に行っています。

Q：こちらの会社に登録される方は、年齢的にはどれくらいの方が多いのでしょうか？

時代とともに登録される方の年齢層も移り変わってきていまして、いま中心になっているのが、平均年齢で30代前半くらいです。過去には、一番上の方で50代後半のクリエイティブディレクターの方もおみえになりました。逆に20代がここ数年は減ってきている傾向がありますね。それは、企業がここ数年、デザイナーの採用を控えていたことの影響が出ているんだと思います。

Q：男女の比率はどうなんですか？

7割が女性ですね。転職とか職場を変わる場合、女性の方が積極的な気がしますね。

Q：企業側のニーズはどんな経験やスキルを持っている方なのでしょうか？

一言でいうと、募集背景によって変わってきます。最近の傾向としてニーズが高まっているのは、
・Indesignに対応できるデザイナー
・Webと紙に対応できるデザイナー
・UI/UX系のデザイナー
・Webデザイナーの場合はコーディングスキルもお持ちの方
・ディレクターポジションであれば、ソーシャルメディアを活用したプロモーション経験をお持ちの方
・マーケティング視点を持った企画力のあるデザイナー、クリエイター
などです。

Q：とはいってもデザイナーさんのスキルを読み解くのは難しいじゃないですか？その人の特徴を見抜くテクニックみたいなものはあるんですか？

デザインの善し悪しを見るというよりは、その人がどのデザインに強くてどのデザインに弱いのか？もしくはどんな経験をしてきているのか？深いか浅いか、といった部分ですね。それには、その方が手掛けた作品、ポートフォリオをよく見るようにはしていますね。ポートフォリオを通して見えてくる個性や考え方、コミュニケーションの取り方などを総合的に見ており、それらをとても大切にしています。

Q：御社ならではの特徴はありますか？

そうですね、登録に至るまでのアプローチっていう点で言うと他社さんに比べて、あまり媒体に頼らずネットワークを活かして登録をしてもらっています。

大きな特徴と言えるのが、我々に登録された方の経路なんですが、実は40％近くが口コミなんです。デザイナーさんがデザイナーさんの友達を紹介してくれたり、学生時代のお友達もあれば、職場の同僚だったり、そういった形でご紹介していただけるケースというのが非常に多くって、 そこは、他社さんの率と比べても非常に多い割合なんじゃないかと思います。

そして最近、力を入れているのがソーシャルネットワークですね。 全エージェントが、ツイッターのアカウントと、Facebookのアカウントをもって、ソーシャルネットワーク上で多くの方と繋がりを持っているんです。

実は名古屋オフィスのスタッフがロサンゼルスにも１名おりまして、遠隔での業務をテスト的に始めたりもしています。実際に、LAにいながら名古屋の人脈を作ろうと動いていますし、LAの最新事情などを日本にレポートしてもらってます。そういった形でグローバルネットワークを活用しています。

Q：今後は、どんなことを考え目指していくのですか？

デザイン、マーケティングの分野に絞って専門特化してというスタンスは今後も変わることは無く、違う分野に広げていくということもないと思います。あくまで、今の分野を深堀りしていくことになると思います。

その一方で、企業に対してもっと啓蒙活動をしていかなくてはいけないと思うんですよね。商品開発においてもデザインの地位、重要性というのは上がってきているので、クリエイティブ人材の必要性に気づいていただきたいです。そのように意識が変わることによって、われわれのビジネスチャンスが出てくると思うんです。

Q：最後にメッセージを・・・

人材エージェンシーというと、仕事を求めている人じゃないと登録しちゃいけないのかなと思われてしまうのですが、そこは払拭して行きたいなと思っています。現段階ですぐに転職を希望されていなくても、ご相談レベルでも気軽に来てもらえたらと思っています。
「単に仕事紹介だけではないですよ、キャリア相談だけでもお気軽にお越しくださいね。」というメッセージは発信しています。



それでも、なんとなく敷居が高いと思われるのではないかと思うので、うちで主催しているイベントがあります。
ブックエクスチェンジという本を交換するイベントなのですが、結果的に気軽にご相談いただく場にもなっています。その他に、スカイプインタビューも実施していて、海外在住など遠方のクリエイターさんにご活用いただいていますので、ぜひお気軽にご相談いただけたらと思っています。

どんな質問にも笑顔でお応えいただけ、最後に、「これからもエージェントとして、広い視野で活動していきたい。」とおっしゃる、そんな頼りがいのあるお二人でした。

ちなみに、現在のエイクエントのスタッフは、名古屋のオフィスに5名（うち１名はLAにて勤務） 日本で4つのオフィス、およそ35人のスタッフとのことでした。

エイクエント・エルエルシー：
Who is AQUENT
エイクエントは、デザインとマーケティング分野を中心に活動するエキスパートたちと企業を結びつける「人材ソリューションエージェンシー」です。1986年に米国ボストンのハーバード学生寮において設立され、現在世界7カ国でサービスを展開しています。同分野では世界最大のネットワークを誇ります。日本では東京・名古屋・大阪・福岡の４拠点においてサービスを提供しています。社名”AQUENT"は、ラテン語とギリシャ語を組み合わせた造語で、"追随しない者"を意味し、いつまでも前進し続ける「変革者」でありたいという思いが込められています。

What we do
私たちはエキスパートたちを「タレント」、つまり「才能のあるもの」と呼びます。専門分野に精通したエージェントが、創造性と専門性に富んだ人材を発掘し、ひとり一人の技術と能力を的確に把握し、最適といえる環境とワークスタイルを提供します。また、企業に高い競争力と今までにない付加価値を提供します。

Our Job Fields
私たちは、広告代理店、デザインプロダクション、ウェブプロダクション、一般企業のクリエイティブ部門、マーケティング部門などの主要ポジションにスペシャリストの皆さまをご紹介しています。