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2011/12/27 update
JOYある豊かな暮らしをお手伝い
きっかけは暮らしのすべてから
家を買うこと。想像するにそれは大きな買い物だ。
ある調査によると家を購入する際の世帯主は平均38.8歳。家族構成が安定してくる30代こそが、注文住宅を建てる中心だという。この先の人生を共にするマイハウス。予算に限りはあるものの、妥協せず「ああして、ここはこうして…」なんて思い通りにしたいのが誰しもの夢。そんな思いを一から一緒に叶えてくれる人たちがここにいる。
株式会社ラ・カーサ。もともとは110年の歴史ある熊沢木材からはじまり、注文住宅のブランド名としてつけられたものだったが、その住宅が先行して話題となり、2007年に独立。愛知県春日井市、江南市にショールームを、名古屋市中区栄と東京都港区南青山にオフィスを構え、2011年、注文住宅を扱うラ・カーサ江南の隣に、このリノベーションオフィスがオープンした。2軒が連なったこの物件。2階部分はすべてオフィスに、そして1階にはカフェと中古家具を扱うショップ「リ・スタイル」が入っている。
リ・スタイルが入る建物
「カフェがあるショールームという珍しさでしょうか、全国からいろんな方がいらっしゃいます。」
そう語るのは広報の村井さん。
「毎月の見学会には多いときで100組ほどのお客様がお越しになりますね。」
100組!?それほどの数が集まるのはなぜだろう?そんな単純な疑問に、同業者からの注目も高い。
「通常の展示会でお客様を集めるのは簡単ではありません。総合展示場ではよくキャラクターショーなどをやっていますよね。イベントを行う週末や大型連休でこそ集客がありますが、実は運営費に年間1,000万円ほどかかります。建築費を省いてですよ。逆に単独の展示場では、営業マンにつかまってしまうのではと、お客様はなかなか来てくれません。そんな敷居の高さを感じさせないためにもラ・カーサでは誰もが暮らしの中にある「食」を通じて、もっと家に興味を持ってもらえればと、カフェを併設しています。」
家づくりのきっかけは決して一つではない。ラ・カーサはその間口を暮らし全体から提案している。
併設のカフェ内
あなただけの「コト感」をかたちに
「趣味は"音楽を聴くこと"」
「"寝ること"が好き。だからいろんなところでゴロゴロしたいな。」
「"食べること"、"料理すること"がやっぱり一番!」
家族でも大好きなこと、叶えたいことはみんなそれぞれ。その"○○なこと"をラ・カーサでは「コト感」と言い、まずはその人だけの「コト感」を引き出すことからはじめるという。
「生活のシーンというのはお客様自身が描くもの。例えば、リビングのこの場所に座ったとき、その人の「コト感」を実現するにはそこに何があったらいいのか。そのシーンごとのパーツを集めて、その家だけのパーツ集を作成すれば、自ずとプランが出来てしまいます。」
と村井さん。
しかし要望やイメージがあってもそれを現実のパーツとして落とし込むことはなんだか難しそう。
「そこでお客様のイメージを具現化するのがラ・カーサのナビゲーターです。彼らは家づくりの一番初めの導入から、資金計画、スケジュール管理、完成後の引き渡しまでをお手伝いします。その人にしかない生活の愉しさを引き出す、お客様に一番近い存在。まさにラ・カーサのコンセプトである『JOYある豊かな暮らし』を実現するための重要な人材なんです。」
そんなナビゲーターの一人、滝さんにお話をうかがった。
社内で一番暮らしを愉しむクリエイター
「私たちナビゲーターは、お客様と一緒にイメージを創り上げ、デザイナー、スタイリスト、すべての段階でお客様との間に入り、そのバトンを繋いでいきます。」
と滝さん。どうやってお客様のイメージをよみ取るのか。
「まずは家以外のお話をたくさんしますね。育った環境、仕事、食事の取り方など、お客様の価値観を知るためにありとあらゆるお話を。なぜならそれが家に反映されてくるんですよ。暮らしのイメージはその会話の中から自然と見えてきます。」
しかしイメージをまとめ、すべての要望に応えるのは簡単ではないはず。
「施主様ではありますが、それ以前に人同士。お話を掘り下げていくと、必ずそのご家族にしかないテーマがあります。私たちはお客様の言葉から10も20も連想して、イメージを絵に起こし、住まれる皆さんが満足できるかたちにします。そのためナビゲーターには専門的な知識や資格以上に、お客様と向き合い信頼関係を築けることが大切ですね。自分を選んでくれたことで、その人の人生に愉しさを生み出すことがきるのですから。私はそれをお客様と一緒に愉しませていただいています。」
そう笑顔で滝さんは語る。
これまで手掛けた設計事例
の数々
「ラ・カーサのナビゲーターは社内でも一番暮らしを愉しんでいて、実践している人。またそれを語れる人なんです。彼らは生活のいろんなシーンを経験しているからこそ、いろんな提案ができる。学生時代、勉強だけではない他の人にはないものを経験してきた人、それを熱く語れる人、そんな人がこのナビゲーターに向いてるんじゃないかな。とは言え、私も含めスタッフの8割が建築士ですが…。」
専門性よりも、その人の持つ個性や可能性を大切にしているラ・カーサ。ただ図面が引ければ、デザインが描ければということではなく、その人間性に惚れられてこそ家づくりのプロだと広報の村井さんは言う。
ラ・カーサが選ばれるもうひとつのポイント
数ある建設会社の中でもラ・カーサが選ばれる理由に、「おしゃれ」「素敵なインテリア」という声がある。それを叶えてくれるのが専属のスタイリストだ。
通常、大手の建設会社やハウスメーカーではスタイリストと外部契約をしており、施主から内装の要望が出れば、追加工事が発生し、当初の予算をオーバーしてしまう。ところが内部にスタイリストを置いているラ・カーサでは、建築のプランを練っている段階で意見を入れられるため、壁紙から造り付けの家具など全体にスタイリストの提案が活かされ、また使い勝手としても還元されている。
1Fのリ・スタイルで家具や
雑貨を揃えることもできる
「私たちスタイリストの仕事はお客様の「コト感」をきちんと聞き取り、かたちでお返しをすることなんです。コンセプトブックに「わがままを言ってください。」とうたってしまっていますからお客様のどんなわがままにも対応できるよう、毎日が勉強の日々。でもそれを予算の中で最大限に実現する、それが私たちの技量でもあります。」
と、スタイリストの片桐さんは言う。
暮らしのプラットホーム
「クリエイティブな仕事は、出来上がりにつくる側の満足も関わってきますから妥協できないし、半分趣味のような世界。けれどもラ・カーサはまだまだ発展途上の会社ですから、お客様のために「こんなことをしたい、おもしろいね、じゃあやろうか」そんな具合に日々の暮らしをお客様と一緒に愉しめる人に向いている環境ですね。そしてそれを可能にする一人一人の頑張りが、今のラ・カーサの魅力に繋がっていると思っています。」
今後の展望は?
「生活を豊かにできるものには何でも挑戦してみたいですね。カフェやインテリア以外にも、こんなことをしたらもっと愉しくなるんじゃないか、そんなことを考えている人がラ・カーサに自然と集まってくる、そんなプラットホームでありたいです。」
家をつくることはただ住処を建てることだけではなく、住人の生き方を創っていくことなのかもしれない。
(寺島)
愛らしいクマのマスコットも
オフィスでお出迎え
スタッフ紹介
滝 宏一
【所属】ラ・カーサ江南店
【職種】ナビゲーター(営業)
【入社年】2009年10月
【血液型】AB型
【特技・最近気になること】
ぶらり一人旅、ヨーロッパ自転車旅行、カフェやレストラン巡り、インテリア、デザイン
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「JOYある暮らしの提案」をテーマにしたお客様との住まいづくりの為に、自分自身が日々の暮らしを楽しむ事を大切にしています。そして情熱を持ってチャレンジする気持ちを強く持っています。
片桐 妙子
【所属】ラ・カーサ江南店
【職種】スタイリスト
【入社年】2010年8月
【血液型】A型
【特技・最近気になること】
日本の美(お茶、着物)、AUDIのCM、カッコイイジューサー
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大好きなインテリアの仕事に就けていることを愉しみたいと思っています。苦手なこともクリアできたら、また違う展開が広がってゆくと思って。先日ある人の言葉が、こころにささりました。「逃げるのなら、前ににげろ!」