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2011/11/04 update
建築からインテリアまで、ライフスタイルをプロデュース
なにやら、自分にしっくりくるものに出会える予感がする…
それが、REAL Styleを訪れた時の第一印象。
店先はグリーンで彩られ、素朴なぬくもりを感じさせる建物の雰囲気が、中に入ってみたいという気持ちにさせてくれる。
それもそのはず、店の建物はオーナーの鶴田さんが一目惚れして決めたという大正末期の建造物なのだから。
「自分らしい心豊かな生活」をコンセプトにライフスタイルを提案しているREAL Styleは、インテリアだけでなく建築設計やリノベーションなど、幅広い事業を展開している。それは、自ら設計も手がける鶴田さんの強い思いが反映されているからだ。
「街の景観をもっと美しくしたい。」という鶴田さん。
Head shop(本店)
本来、日本は美しい造形(デザイン)の国であったはずなのに、高度経済成長の中でそれを見失ってしまったのではないかという。
「それをまた昔に戻すのか、新しくするのか、昔と今を融合させるのか…。いろんな方法を考え、もっと美しい日本にしたいと思っています。だからインテリアも建築も切り離して考えるのではなく、総合的に心地よいものを提案できれば。」
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そう語る鶴田さんは、お客様のニーズにあった、より良い空間を提案できるよう販売の知識に加え、建築の事もわかる人材を育てることに力を入れている。
ライフスタイルすべてに関わる仕事がしたい!
スタッフの磯元さんは大学で建築を学び、卒業後、現場監督を経験したという頼もしい人材。以前は、店頭に立って販売をしていたが、現在は設計を担当。快活に夢を語ってくれる明るい人柄が印象的だ。
建築設計(施工例)
ここに転職したのは、大学時代からやりたかった設計とインテリアのどちらもができるというのが理由。
「建築現場で働きながら、やっぱり内装やインテリア関係の仕事がしたいなぁと思うようになって。そんな時、家具も設計もコーディネートもやっているREAL Styleという会社の存在を知って、自分の夢とぴったり合っているところに魅力を感じ、入社しました。」
そんな磯元さんが、初めて自分一人で担当した物件は、ワインバー。
「今だから言えるんですけど、大変な仕事だったんですよ〜(笑)。要望の多いお客様で。でもね、自分の店に対する思いが強いから、いろいろ要望が出てくるんですよね。そのお客様の思いに応えたくて、でも初めて一人で担当したから、すごい苦労して。」
苦労しただけ、その達成感は大きかったという。
「終わったときの達成感というか、燃え尽き感?もう、すごかった(笑)。でも、まあ結果的にはかっこいい店になったと思います。今思えば、良い経験をさせてもらったと。」
RS不動産(物件例)
入社して3年目、磯元さんに今の仕事のやりがいを聞いてみると、
「オシャレで格好良く見えるインテリア関係だけど、スマートな仕事だけじゃなくて、いろんな雑務もあるんですよね。ショップにいた時は配達とか、全身汗まみれで働く仕事もあるし、チラシ作りみたいな細かい作業もある。でも、すべての経験が身になっていると感じています。僕なりに成長できているかなと(笑)。」と、自信と笑顔に満ちた表情で語ってくれた。
お客さんの暮らしが、もっと楽しくなるといい
もうひとり、磯元さんと同じく会社のスタイルにひかれて入社したスタッフがいる。以前は、他社でディスプレイ関連の仕事をしていた伊藤さんだ。
「前の仕事は、モノを作っては壊し、ゴミになり…といったことをずっとやり続けていました。そういうなかで、"残るモノ"に対する憧れが強くなってきて。もうひとつは、僕、飽き性なので(笑)。設計だけじゃなくてコーディネートもしたいし、現場にも行きたいし、図面も描きたいし。ここでは、ライフスタイルに関わることを幅広くやっているので僕に合っていますね。」と伊藤さん。
生活の中で長く大切に使われるものに関わる仕事への感動を、落着いたトーンで語ってくれた。また、その言葉には、店を訪れた人を思う気持ちが溢れている。
「うちは、単純に『家具が良いからどうですか?』というのではなく、『これを使ったらあなたの生活がこんな風にかわりますよ』というアプローチが基本です。それは建築でも、小物1つにしても基本的には一緒だと思う。リフォームの場合でも、うちでリフォームしたことによって、その人の"生活がどう変わるか"というところを提案していくことが重要。それをもっとアピールすることで、うちに来てくれたお客様の生活が少しでも快適で、楽しくなればいいなと思います。」
そんな思いを聞いて、あらためて店内に並ぶ商品を見まわすと、木の質感を大切にした家具、シンプルなフォルムながら素材にこだわったもの、窓際に置いたらどんなに素敵だろうと思えるフラワーベースなど、自分の手元にあったらいいなと思えるものが目に飛び込んできた。
機能や性能はもちろんだが、使い手のことをしっかりと考えられたものたちに囲まれる幸せが、しっかりとプロデュースされているのだ。
REAL Styleに込められた思い
建物とインテリア、そのどちらもが格好いいものであったとしても、テイストがどことなく合っていない・・・って思うこと、ありませんか?
「もちろん、そんなちょっとしたミスマッチも本人が楽しんでいるならそれでもよし!です。だけど、それがもし、"いいものがある場所"を知らないだけなら、ぜひ一度REAL Styleに足を運んで欲しい」という鶴田さん。
REAL Style。
この名前には、もっと自分に合う"本物"の存在を発見して、より満足してもらいたい。そんな思いが込められている。
たとえばソファを購入する時に、"ソフトレザーは、本物の皮ではないこと"といった素材の違いや、"無垢材の良さ"や"長持ちする年数"というような情報、それらのことをちゃんと知ったうえで買い物をしてほしいというのがREAL Styleの考え方なのだ。
店を訪れたら、ぜひスタッフの方の話に耳を傾けてほしい。
どうしてこのソファが誕生したのか。このテーブルに使われている木の魅力は何なのか。どんな国で、どんな風に作られているのか。
きっと、見た目だけではない家具の魅力を知ることができるに違いない。
本物を知り、理解した上で選択するという自由。
この喜びを知ることが、そのものを本当に理解することであり、愛せるものへ出会うことができる鍵なのだと、鶴田さんは言う。
「愛せる家具というのは本当に大事にするし、傷がついたとしてもそれは思い出という形に変わる。今の時代、誰もが持っている同じものというのは、もう受け入れられないんじゃないかと僕は思うんです。だから、一人ひとりにあった本物を提供していきたいと考えています。」
鶴田さんの考えのベースにあるのは、自社の取引先はもちろん、日本製の家具メーカー全体の新興や地域の発展を願う気持ちだ。
そんな大きな気持ちが、"本物を伝えたい、知ってほしい"という理念に結び付いているのだろう。
家具から始まる小さなことかもしれないけれど、それがその人の心を満たすこともきっとある。
自分に合った、自分だけの本物に囲まれた生活を送る喜び。
そんな喜びを、ひとりでも多くのひとが感じられるように…。
スタッフ紹介
磯元 嵩弘
【所属】A&C
【職種】設計
【入社年】2009年1月
【出身校】中部大学
【血液型】O型
【ニックネーム】ヤンチャキ
【特技・最近気になること】サッカー。ユッケが食べられなくなること(泣)
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建築の悩みにもお答えできますし、家具も含めて全部トータルでご案内できるところが僕の強みです(笑)。今は戸建が多いですが、今後はビルなどの大きな物件も手がけられるようになれればいいなと思っています。
伊藤 大祐
【所属】A&C
【職種】設計
【入社年】2010年4月
【出身校】愛知県立芸術大学
【血液型】O型
【ニックネーム】キイチ
【特技・最近気になること】バランスをとる。娘の成長♪
★ワタシPR★
仕事は大変なことも多いけど、一生懸命やって、それがちゃんとお客さんに喜んでもらえると、やっぱり嬉しいですね。また頑張ろう、って気合いが入ります!お店にお越しの際は、お気軽にご相談ください。