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リンクス・ハブのスタッフが取材し、
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2012/02/22 update
今では伝統的な技術とされているものも、当時は最新の技術だったはず。
高岡市の銅器を始めとする金属加工業は加賀藩主、前田利長が産業振興を図るため7人の鋳物師を呼び寄せたことから始まります。約400年前から鋳物を生産し、現在では『高岡銅器』と呼ばれる伝統産業の産地となっています。高岡では分業制が進んでおり、生地、着色、加工の3種類の企業に分かれます。瀬尾製作所は熱間鍛造やプレス加工で商品の原型となる生地を作り、溶接などの組立加工や着色等の表面処理など、素材から最終製品まで一貫した生産ができることが大きな強みとなっています。
伝統的な産業にとって一番大きな財産は、職人によって培われてきた技術だと思っています。そして技術は産地の人たちが必要に迫られて開発してきたものでした。今では伝統的な技術とされているものも、当時は最新の技術だったはずです。
過去に寄りかからず技術や商品を開発し、新たな展開ができるように瀬尾製作所は努力していきます。
(瀬尾製作所株式会社)
瀬尾製作所株式会社 は、LINKS NAGOYA マーケット に
FLaPP Design Studioと共同参加頂きました。